- 2024.4.92024/04/06練習風景
- 2024.3.19ごあいさつ
- 2024.3.19毘沙門天管弦楽団第65回演奏会
- 2024.3.152024年3月16日(土)演奏会を行います!
- 2024.3.112024/03/09GP練習風景
新たな試み、向き合い合奏
10月最後の練習は、団指揮による合奏でした。
団指揮というのは、指揮者の先生にご指導いただく前段階で合奏を指揮する団員指揮者のことで、現在のところ2名。
金管楽器の団指揮1号、木管楽器の団指揮2号、持ち味の違う2人ですが、それぞれに曲を勉強し、解釈し、初合奏の混沌とした状態から先生に見ていただけるレベルにまでオケを引っ張り上げてくれます。
さて、25日の練習では団指揮1号氏に頼み込んで、これまでとは違うスタイルの合奏を試してもらいました。
その名も【向き合い合奏】。
通常配置から弦セクションをぐるりと180度ひっくり返して、管打セクションと向き合う配置で練習するという試み。テンポやタイミングは全てコンマスに従い、団指揮は輪の外側から指示や指摘を出します。
こんな風変わりな試みの意味。
それは弦管打それぞれにもっと他のセクションを感じてほしかったからです。そして「アンサンブル」ってことをより意識してほしい。
いつもは背中を見ながら演奏してるけど、何してるか、ちょっとわかりにくい。
だったらお互いを正面から「見る」ことで聴こえてくる音もあるんじゃないだろうか。
そう考えた時、輪になって合奏するのも有りじゃないかと。
この合奏が実現するまでには、提案した執行部と団指揮の間で何度も話し合いを重ねました。
なにせ見たこともやったこともない、斬新というか、ビックリなスタイルなので、イメージの共有に時間がかかりました。
提案した側としてはかなりドキドキの実行日。
団指揮は意図を理解してうまく進行してくれるだろうか、予告なく急に不可解な配置で音を出せと言われた団員達の反応はどうなんだろうか、などなど。
結果は…。
悪くなかったんじゃないかと思います。
初回ゆえのもたつきはあったし、意見を引き出す為に少し口を出しすぎたかなって気もしますが、これまで気づけなかった演奏の改善点を浮かび上がらせ、その場でお互いに意見交換しながら解決策を探っていくという手法の端緒は得られたんじゃないでしょうか。
何より嬉しかったのは、団指揮1号氏から「向き合い合奏、効用ありますね」って言ってもらえたこと!!
良くしていけるようにこれかも頑張ります!
いんぺく&Hr あきこ