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管打楽器奏者の夏

夏――。
アマチュアオーケストラに在籍する管打楽器奏者にとって、ある種の郷愁を覚える季節なのではないでしょうか。
アマオケの管打楽器奏者には中学高校で吹奏楽を経験し、大学生や社会人になってからオーケストラに入団し現在に至る、という経歴の持ち主が多く、筆者もそんなうちの一人です。
吹奏楽にとって夏といえば、もちろんコンクールの季節です。このブログを書いている9月初旬は各地区の予選も大詰め、「吹奏楽の甲子園」とも言われる全国大会への最後の関門となる支部大会が行われています。残念ながら筆者は中学でも高校でも、そこまでもたどり着くことは無かったのですが、それでも会場での緊迫感や結果発表の時の歓喜や落胆は、〇十年たった今でも鮮明に覚えています。
こんなことを書き連ねようと思ったのも、今夏、楽器を始めたばかりの中一の娘を連れてコンクールの予選を聴きに行ったことで、眠っていた「ブラス魂」が呼び起されてしまったからかもしれません。
毘沙門オケの管打楽器メンバーとも時々「たまにはブラスの曲も演奏してみたいよな。」という話になることがあります。楽器編成などを考えると、なかなか難しいとは思いますが、実現したらちょっと面白いかも、などと考えたりしている今日この頃です。
あ、もちろん「本業」のオケの演奏会に支障の無い範囲で、での話ですが…。
Cl.Yas

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